イカリブログ

碇太助が日々思う事や気付いたことを記事にするブログです。社会問題・衣食住・子育て・人間関係・いじめ等を取り扱います

碇太助の日々思うがままブログ

子供と私がハリーポッターを観れない件について

トラウマで有名作品が見れなくなる

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私の子供はハリーポッターシリーズを見ることができない。立ち寄ったカフェで画面に途中から流れていて、夢中になって見てた。魔女の宅急便などが好きなのでこれも好きなんだなと思い買い与えた。これが大失敗だった。

冒頭の家族による陰湿なイジメのシーンで泣きながら消してくれとギブアップしたのである。開始5分でゴミ箱行き。本当に大失敗だったし、イジメのような事を受けると普通の作品すら楽しむ機会を失われてしまうという現実に腹が立って仕方がない。カフェで流れていたシーンが楽しげなものだったからよかったものの、もし最初から始まっていたら店を出ることになっていたかも知れない。

実は私もこのシリーズがトラウマを呼び起こすため断念した過去がある。だが、初期の頃はハリーが直後に魔法学校に入学して救われたり、意地悪家族が魔法でヒドイ目にあうので問題がなかった。だが後半になると学校内で起こる事件も陰惨になり、冒頭のお決まりの意地悪家族のシーンも「魔法を人間界では使ってはならない」という縛りによって(製作側の力に対する責任などの表現なのだろうが)救いがないまま終わるようになる。この時点で断念せざるを得なかった。自分が最初は大丈夫だった思い出から与えてみたのだが、うちの子には本当に悪いことをした。

なぜこんな思いまで被害者が負わないといけないのか?

同じようにいじめなどの表現で断念した作品には「3月のライオン」がある。有名どころで街で流れていたり公開時には大々的なプロモーションがかけられる。なぜいじめ被害者は作品を楽しむ機会すら奪われるのか?バワハラ、DV、性的被害なども同じだろうか、ちょっと謝罪させることができても、結局加害者に比べて被害者の失うものは大きい。こんな小さな娯楽でさえもである。うちの家族はもうUSJに行って楽しむこともできないのだろうか?