イカリブログ

碇太助が日々思う事や気付いたことを記事にするブログです。社会問題・衣食住・子育て・人間関係・いじめ等を取り扱います

碇太助の日々思うがままブログ

BBQ業者に気をつけないといけない理由

その業者、ほんとに大丈夫?

梅雨に入る前のバーベキューの季節です。最近都会のビルの屋上のレンタルバーベキュースペースを銘打った場所でバーベキューをするというプランがあったりしますが、その業者ほんとに大丈夫ですか?わたしはネットで安易に調べて利用してとても息苦しい思いをしました。

会社のレクリエーションを担当することになり実際に利用をしてみたのですが、着いてまず契約書を交わさせられたのにはびっくりしました。周囲にうるさい音をたてたら罰金、汚したら罰金など…予約の時には目に付かない条件だったのでまずそれにびっくり。そして、4,50人規模のバーベキューなのにうるさくするなとか細かい注意が…BBQなのにどういうことでしょう?

そのビジネスモデルとは

ちょっと納得がいかなくて、その後バーベキュー業者というものがどういう仕組みになってるかというのを調べてみました。サイトを運営している業者がそのビルのオーナーで周囲に理解を得たり屋上BBQの飲食許可を官公庁に得ているというわけではないみたいで、ただただ5,6階建ての周囲と同じ高さのビルの屋上を業者が借りているだけみたいです。
で、ちょっと前にゴミ問題でニュースになった川原や公園に食材や器具をデリバリーしますよという仕組みと、そのビルの屋上を借り受けているというのが合体したかんじです。

なので周囲のマンション住民などからちょっとうるさくなるとクレームがはいるようです。当たり前ですよね。ちょっと喋っただけで周囲のビルのコンクリに反響して響き渡る状態です。住民からみたら大人数でビルの屋上でBBQをする大馬鹿野郎に見えるでしょう。クレームを言わないほうがおかしい。でもこちらは屋上ビアガーデンを貸しきるような感覚でいるわけですから、会社であつまってBBQするのに喋るなというのは無理な話です。
で、それを防ぐために後だしの契約書が当日その場で提示されるんですね。幹事としてサインせずにキャンセルとかできないですよ。静かにして下さいといわれ同僚や上司にいいながらのBBQ…ほんとに地獄でした。

スキマすぎるのも…

あなたが予約したBBQは大丈夫ですか?ちゃんとお店が営業している周囲の理解や許可を得ている場所ですか?同じような目にあう方がいないよう記事に致しました。スキマ産業産業といいますが、あまりにとっぴなアイデアで、その不都合を消費者に押し付けるというのも考えものです。もう今度からBBQは郊外の許可された公園でするか、ホテルの屋上や庭など経営とテナントが同一の所を利用することにします。

なぜ夫婦の危機が訪れるのか?

f:id:tasukeikari:20190402083709j:plain

 

惹かれあって結婚したはずの夫婦がなぜ離婚したり、別居や仮面夫婦を続けるのだろうか?その根源的な理由は「互いの親子間の問題」にある。

互いに抱えた問題がフィットする同士が結婚をする

人間というのは成長の過程でさまざまな人間の影響を受けるが、勿論その中で一番大きいのは親と子の関係である。そしてどんな家族であっても親と子の間には何らかのわだかまりや問題が発生するものである。
ある人は親から厳しく制限され育ち、「好きな子をさせてもらえなかった。絶対に自分の思い通りにしたい」という性格になったとする。この人と結婚する人は「人生のは指示されたり決めてもらったほうが楽だ」という考えを持つ人が多いだろう。親の言うとおりに進路を決めて、親に支配されながらも安泰しているから疑問を持たないタイプである。
こうやって、「それぞれの親子関係から発生した問題」の相性が良いもの同士が結婚しやすい。
互いの「問題」の相性がいいのである程度長続きはする。だが、それでも「問題」を解決しないまま新たな家庭を築いているのでその生活が長続きする保障はない。
仕事や家庭や育児が自分の思い通りにいかなければ絶対に納得のいかない人間は、家族の反対を押し切って商売を始めたり転職や海外赴任を相談せず決めたりする。そこに文句を挟まない「従順すぎる」という問題を抱えたパートナーだから上手くいくときも多いが、人間我慢や振り回されることが多ければ不満も募る。そしてパートナーの進路を決めつづけてきた舅・姑は他人に指示をしコントロールしたがる人間なので、自分の思い通りにしたいという婿・嫁とかち合いやすい。舅や姑が婿・嫁が勝手すぎると文句を言えば、従順なパートナーは「そうなのかもしれない」と次第に思い不満を募らせていくかもしれない。

自分の親子の問題を解決しない限り幸せはない

これを解決するには夫婦間で話し合うと同時に、それぞれが家庭に持ちこんできた「自分の親との過去の問題」を解決するしかない。片方でも自分に問題があると思わず省みなければ、絶対に危機は解決されない。自分の問題を認識しないままだと、解決したと思っても同じことを繰り返したり納得しているのは当人だけでパートナーは不満を溜めているということになる。仮面夫婦にならずに結婚生活を幸せに続けるには、自分と親との問題を互いが認識するしかないのだ。

日本の不寛容が加速している一つの原因

住みにくさを感じさせる原因とは

f:id:tasukeikari:20190401043824j:plain

近年、日本で住みにくくなったなと「誰もが」感じていると思う。その原因の一つは善悪はともかくとしてスマホとイ ンターネットニュースによるものだと最近気付いた。

ニュースを見ていて気付いた事実

「無職の専業主婦の年金を下げる案がある」というニュースに反応した方は多く居るだろう。主婦を無職よばわりした ことに対する批判も多く、働く女性との対立関係にもっていってるのがいやらしいという意見もあった。数日前この件に興 味をもちその当時に色々と見ていた。

それは数日前の事なのだが、本日、とあるビジネス系ニュースサイトに掲載されている関連ニュースが表示されたので 拝見した。内容は主婦を扶養範囲内外に分けたりとやや働く人間寄りで書かれた記事であった。この話の主題とは異なるの で詳細はここに載せないが、それを見て私は一つの事実に気付いた。

それは「スマホで見るインターネットニュースやツイッターが良くも悪くも垣根を取り払ってしまっている」という現 状だ。

ニュースは「ターゲット層への」ガス抜き

ビジネス誌のターゲットは勿論働くサラリーマンや企業家である。そして報道する内容はそこをターゲットとしたもの となるのは当たり前の話だ。話の進め方も経済学や社会学や法律などを用いた「お金の流れ」がメインである。そこに人間 関係や家庭や生活の大切さというヒューマニズムにあふれた視点は入らない。

スポーツ誌ゴシップ誌にはそれぞれの客層があり、興味のない人間からしたらあきれる内容も真面目に書かれている 。

婦人誌には育児や家事に夫に参加してもらおうという内容や、ワンオペの不満が載っている。

TVは平日日中の主婦がみる番組と、夕方や日曜お昼の老人の方々を対象にした番組と、疲れて帰ってきた社会人のため の番組では「子育て施設の建設や子供の街中での行動」に関する意見がまったく違う。

すべてはメインの対象に合わせた、メインの対象に都合のいい記事ばかりだ。それが当たり前の戦略であり、それぞれ のターゲットがもつ不安のガス抜きの役目を果たしていた。

「ターゲット」という垣根が無くなったから不寛容を更に感じるようになった

だがインターネットのニュースサイトやツイッターなどはそのガス抜き記事をターゲット以外の層にも表示閲覧させる 仕組みだ。ターゲットというものがなく色々なサイトのニュースを集める。「無職の専業主婦」という表現に憤りを覚える 人にも、AIが「関連記事としてどうですか?」とビジネス誌の経済的視点からの記事を勧めてくる。見つけた誰かがツイッ ターなどSNSであげれば、更に拡散される。

そうやって、疲れて帰ってきたお父さんは家事を手伝ってくれないという批判の記事を見て鬱々とする。育児中のお母 さんは子供がうるさい邪魔だという(老人または独身向けの)TV番組のまとめ記事をみて更に社会に対して不安になる。

「ターゲット」という垣根が無くなったから不寛容を更に感じるようになったのだ

良い副作用も

でもこの現状は悪いことばかりではな

い。これまで接することがなかった「ターゲット外」の人がニュースを知り、「 外部からの」意見をSNSなどで述べることで社会問題として認識してもらえる機会も増えた。テーマパークでの不正規雇用 問題や芸能界のパワハラ事件や圧力、保育士をとりまく現状など、色んなことに「おかしいんじゃないか?」と声をあげて 世論が形成されるようにもなった。目にするものの変化は止められないので、良い面も活用しながら無駄に鬱々としなくな るように自分をコントロールできるようになりたい。

外国人の子供に対するいじめが意味しているもの


分かりやすいスケープゴート

f:id:tasukeikari:20190407085527j:plain

日本に住む外国人の子供が学校で苛烈ないじめにあっているという記事が出始めた。私としてはやはりあったか、やっと記事になったかという感想だった。日本人と顔立ちや目や常識が違うハーフの子や外国から呼び寄せられた子供が日本の学校でいじめられるというケースは容易に想像がつくだろう。実はそういう外国人の子供が集中的にいじめられることでスケープゴートになっているのではないかという例をいくつか見ていたからだ。

外国人の子供が増えた経緯とは

外国人の子供が公立の学校に通う例は最近とても増えている。日本に来る労働者の全員が家族帯同がない技能実習生や特定技能2号での入国ではない。ハイクラスな技術をもつ外国人は多国籍企業の転勤で家族帯同で日本にやってくる。日本人と結婚して移住される夫婦もいる。また、フィリピンパブの従業員など技能実習生の制度ができる以前の不法入国の人が日本人の伴侶を持ち滞在が許可される例は数多くある。それを使った不法すれすれの永住権獲得や、それで子供を呼び寄せるということも昔は横行していた。

変化は下流から

ちょっと柄のわるい地域というものがある。そういう地域の学校はいじめも横行していると想像することだろう。だが「ああ、この子はこれまでの経験からいじめのターゲットになるかもな」という子が実際はいじめ被害を免れているケースが増えてきているのだ。そのかわりに同じ地域のコミュニティで、ハーフや外国人の子供がイジメのターゲットになって学校にいけなくなったという話しを聞くようになったのだ。そういう地域は弱肉強食の世界で、そのいじめの内容の酷さを考えると可哀相でしょうがない。

これは後に日本人の身にふりかかる

人間は他人種に対して残酷になりやすい動物だということは歴史が証明している。人種差別は程度の低い人間がするものだというのは大人のマナーである(最近各国で崩れてきているが)。子供は大人よりも本能に忠実で原始的だ。
私が懸念するひとつは、そのような差別を行う子供が成長したとき日本がどういう社会になってしまうかだ。ていのいいスケープゴートをいじめてきてネオナチのような思考と化した若者と暮らせるかという話しである。
そしてもうひとつは、日本人で外国にでなければいけなくなったときに自分達の子供がどうなるかだ。少子高齢化で日本でモノが売れないから海外転勤もおおくなってきた。AIの発達や日本の景気が悪くなったときに、日本人も出稼ぎのような形を取らざるを得なくなる可能性もある。
このケースは決して他人事ではないのだ。

子供と私がハリーポッターを観れない件について

トラウマで有名作品が見れなくなる

f:id:tasukeikari:20190405091911j:plain

 

私の子供はハリーポッターシリーズを見ることができない。立ち寄ったカフェで画面に途中から流れていて、夢中になって見てた。魔女の宅急便などが好きなのでこれも好きなんだなと思い買い与えた。これが大失敗だった。

冒頭の家族による陰湿なイジメのシーンで泣きながら消してくれとギブアップしたのである。開始5分でゴミ箱行き。本当に大失敗だったし、イジメのような事を受けると普通の作品すら楽しむ機会を失われてしまうという現実に腹が立って仕方がない。カフェで流れていたシーンが楽しげなものだったからよかったものの、もし最初から始まっていたら店を出ることになっていたかも知れない。

実は私もこのシリーズがトラウマを呼び起こすため断念した過去がある。だが、初期の頃はハリーが直後に魔法学校に入学して救われたり、意地悪家族が魔法でヒドイ目にあうので問題がなかった。だが後半になると学校内で起こる事件も陰惨になり、冒頭のお決まりの意地悪家族のシーンも「魔法を人間界では使ってはならない」という縛りによって(製作側の力に対する責任などの表現なのだろうが)救いがないまま終わるようになる。この時点で断念せざるを得なかった。自分が最初は大丈夫だった思い出から与えてみたのだが、うちの子には本当に悪いことをした。

なぜこんな思いまで被害者が負わないといけないのか?

同じようにいじめなどの表現で断念した作品には「3月のライオン」がある。有名どころで街で流れていたり公開時には大々的なプロモーションがかけられる。なぜいじめ被害者は作品を楽しむ機会すら奪われるのか?バワハラ、DV、性的被害なども同じだろうか、ちょっと謝罪させることができても、結局加害者に比べて被害者の失うものは大きい。こんな小さな娯楽でさえもである。うちの家族はもうUSJに行って楽しむこともできないのだろうか?

NGT暴行問題の結末と日本社会の変化

多数派、敗れる

f:id:tasukeikari:20190401043824j:plain

NGT48メンバーの山口真帆さんの暴行被害に関する被害者と運営とのすれ違いについて、被害者である山口真帆さんの脱 退という形で一応の決着に至った。
この件でアイドルグループ全体のイメージ低下とスポンサー離れという所までいったのは、これまでにはあまり見られない 例なのではないだろうか?
本件は利害関係者である「運営・メンバー・(山口真帆さん以外の)ファン」 VS 「当人のファン」という形ではなかっ たのが大きい。グループのファンの間でも疑問があったのは勿論、かなり被害者に対して世間が同情的であり、それが利害 関係者内だけの多数派による利益優先を許さなかったという点が非常に評価されるところだと感じている。

日本の問題に酷似していた

このブログでなんども書いている通り、日本の社会は「倫理や正義」よりも基本的に利害関係者の間だけの多数派がど れだけ被害を蒙らないかという「多数派の利益」が問題解決の論点になってしまっている。
芸能界は勿論、いじめの問題が解決されないのは「学校教師関係者+複数の加害者+普通の生徒」VS「被害者」という形だ から解決の糸口が全く見えない。会社のパワハラも、部活のパワハラも、子育てのしにくさや不寛容社会といわれる公共の 場の息苦しさも全く同じ構造である。

正しいことが正しいとされる社会を願って

この一連の事件の結末は日本的な「長いものに巻かれろ」社会に大きな風穴を開けたように感じられる。それだけ世間 が長いものに巻かれるのに嫌気がさしているということだろう。巻かれても結局助けてくれずに損する社会、格差社会がそ のように日本の価値観を変えていっている。
もちろん脱退した山口さんは事務所を変えることになりそうだという話だが、事務所と対立することによって干されてしま った芸能界の先人達のような例にならないことを願っているしそうあるべきである。

子供がいじめをしていると言われた親は自分の人生を見直したほうがいい

イジメ加害者の親はモンペだらけ

f:id:tasukeikari:20190407085527j:plain

 

「あなたの子供がクラスメイトをいじめているんですが」と言われてごめんなさいと言う親はそういないだろう。そのような謙虚な親の家庭からいじめっ子はなかなか出ない。実際イジメ加害者の親に問題がある場合が多い。

家庭内で気付かない虐待

「うちの子はしつけがしっかりしている」という人はそのしつけが正しいか考えたほうがいい。泣いているところを叱られた子供は、他の子が泣いていると怒鳴ったり殴りかかるという。自分がされていることをよその子供にするのだ。
子供にバカといっている家庭の子は他人にバカという。しつけと称して殴られている子は他の人を殴るのに躊躇がなくなる。片親がもう片方を下に見てDVをしている親を見れば人を差別する人間になる。

あるいは、イジメをメディアのせいにして真似をしているだけだという親がいるが、やっていいこと悪い事は小さいうちに身について判断できる。小学校高学年や中高でもそのように言い訳する親はろくなものではなく、まさに親も子も「人(メディア)のせいにする」ことが身についてしまっているのだ。

そんな親には言っても無駄だが願いをこめて書く

子供にイジメ加害者の容疑がかかったら、一度自分の人生を見直したほうが方がいい。家族の問題が映す鏡のように子供が問題行動を起こした可能性が高いからだ。ぜひ謙虚になって親子で家族のあり方を修正してほしい。
なかなかそうは行かずに、学校側も複数の加害者モンペを相手にするより被害者家族の問題にすり替える方が楽なのでそのような酷い事例ばかりである。