イカリブログ

碇太助が日々思う事や気付いたことを記事にするブログです。社会問題・衣食住・子育て・人間関係・いじめ等を取り扱います

碇太助の日々思うがままブログ

なぜ夫婦の危機が訪れるのか?

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惹かれあって結婚したはずの夫婦がなぜ離婚したり、別居や仮面夫婦を続けるのだろうか?その根源的な理由は「互いの親子間の問題」にある。

互いに抱えた問題がフィットする同士が結婚をする

人間というのは成長の過程でさまざまな人間の影響を受けるが、勿論その中で一番大きいのは親と子の関係である。そしてどんな家族であっても親と子の間には何らかのわだかまりや問題が発生するものである。
ある人は親から厳しく制限され育ち、「好きな子をさせてもらえなかった。絶対に自分の思い通りにしたい」という性格になったとする。この人と結婚する人は「人生のは指示されたり決めてもらったほうが楽だ」という考えを持つ人が多いだろう。親の言うとおりに進路を決めて、親に支配されながらも安泰しているから疑問を持たないタイプである。
こうやって、「それぞれの親子関係から発生した問題」の相性が良いもの同士が結婚しやすい。
互いの「問題」の相性がいいのである程度長続きはする。だが、それでも「問題」を解決しないまま新たな家庭を築いているのでその生活が長続きする保障はない。
仕事や家庭や育児が自分の思い通りにいかなければ絶対に納得のいかない人間は、家族の反対を押し切って商売を始めたり転職や海外赴任を相談せず決めたりする。そこに文句を挟まない「従順すぎる」という問題を抱えたパートナーだから上手くいくときも多いが、人間我慢や振り回されることが多ければ不満も募る。そしてパートナーの進路を決めつづけてきた舅・姑は他人に指示をしコントロールしたがる人間なので、自分の思い通りにしたいという婿・嫁とかち合いやすい。舅や姑が婿・嫁が勝手すぎると文句を言えば、従順なパートナーは「そうなのかもしれない」と次第に思い不満を募らせていくかもしれない。

自分の親子の問題を解決しない限り幸せはない

これを解決するには夫婦間で話し合うと同時に、それぞれが家庭に持ちこんできた「自分の親との過去の問題」を解決するしかない。片方でも自分に問題があると思わず省みなければ、絶対に危機は解決されない。自分の問題を認識しないままだと、解決したと思っても同じことを繰り返したり納得しているのは当人だけでパートナーは不満を溜めているということになる。仮面夫婦にならずに結婚生活を幸せに続けるには、自分と親との問題を互いが認識するしかないのだ。