イカリブログ

碇太助が日々思う事や気付いたことを記事にするブログです。社会問題・衣食住・子育て・人間関係・いじめ等を取り扱います

碇太助の日々思うがままブログ

子育てしにくい不寛容社会の原因は何か?

偏屈な独居老人の絡みはめんどくさい

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子供連れはバスや電車など公共交通機関にも乗せにくい世の中である。
孤独そうな老人が親子連れに文句をいいたげに絡むのをよく見る。
「今の人たちはこうだから」「私たちの頃の子育ては大変だったのに」
という台詞とともに、移動できない迷惑そうな親子連れに永遠と文句を言い続けるのだ。

日本人は不寛容DNA

日本の不寛容社会は今にはじまったことではない。というより日本の歴史上不寛容でなかった時代などない。
日本は欧米と違い民衆主体の政変が「一度も」ない。文句をいえば斬られ、一揆を起こせば根絶やしにされ、従順な臣民のDNAしか残されなかった。明治維新も士族主体の革命である。富国強兵をうたって戦争をした時代はいわずもがな、戦後もGHQによる制度変更である。

日本は変わらない。でも自分は変われる

町をあるけば老人ばかりの高齢化社会と、周りを意識し勝手に統率しあう日本の不寛容DNAが昨今の子育てがしにくいという声の原因だ。
人はとかく自分の時代が一番大変だったといい、下の世代にそれを押し付ける。学校の部活の先輩後輩と変わらない。自分が望んだ人生を送っていればそうはならないはずなのに、自分でよりよい未来を選択することを拒否してひたすら耐えて、それを子や孫の世代に強要している。
そして今後もこの流れは変わらないか、より酷くなっていくだろう。人口もそうだし、老人は大切な票田なので政治もそちらに向く。
幸いにも昔に比べて選択の自由があることは確かだ。若いほどよりよい未来を選択する猶予があるのでぜひ考えてほしい。